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住みよい地域へ10団体表彰　女性いきいき大賞

【山口】住みよい地域社会づくりの活動を女性が中心となって進めている団体に贈られる「第15回女性いきいき大賞」（コープやまぐち主催、朝日新聞社など後援）の受賞10団体が決まり、18日、宇部市で表彰式があった。最優秀賞（県知事賞）には「.Style」（ドットスタイル、小西凡子〈みなこ〉代表、山口市）が選ばれた。

　計31団体から応募があった。学識経験者や行政、報道関係者ら9人の選考委員会が、継続性や地域性、将来性・影響力などを考慮して受賞団体を決めた。

　ドットスタイルは、ひとり親家庭の親とその家族が孤立しないよう居場所をつくり、支援する活動に2017年から取り組んでいる。今年度は「フードバンク山口」と連携して、コロナ禍で困窮するひとり親家庭への食糧支援にも取り組んだ。

　表彰式で、選考委員長の樋口紀子・梅光学院大学長は「ひとり親家庭の支援という過去に応募のない分野の活動を、時代のニーズに応えて行っている。活動歴は3年だが、活動の幅広さと将来性に期待して最優秀とした」と講評した。