1: 1 2013/11/04 02:03:09 ID:dVOcw2nX0
随分昔の話。
中学、高校とクソスぺだった俺に天使が舞い降りた。
久しぶりにピュアな頃を思い出したくなったので、語らせてください。



2: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 02:04:10 ID:NmghgoSA0
聞こうじゃないのー



3: 1 2013/11/04 02:07:25 ID:dVOcw2nX0
とりあえず、
当時のスペック

高2♂
チビデブ以外のあらゆる低スペックホルダー

彼女
大学生♀
小っちゃい
D
天使
太ってないけどプニプニしてたからプニ子で。

徒然なるままに、キーボードに向かっていいかな?




4: 1 2013/11/04 02:09:43 ID:dVOcw2nX0
高校二年の時、俺の脳みそは空っぽだった。
人と喋ることを避けて避けて、ぼっちな毎日を過ごしていた。
何も考えられない何も考えたくないの毎日。
それはそれで割と平和な日々だったような気もする。



5: 1 2013/11/04 02:12:26 ID:dVOcw2nX0
何で人を避けるようになったかと言えば、どこにでもよくある話。
元々喘息、アトピーとアレルギーマーチでグロメンになった自分はかなりいじめにあった。
小学校では友達も頑張って作り、なんとかちゃんとしてたと思う。

時は流れ、俺のいじめに飽きれば、他の人をいじめたりする周りの動きにウンザリしたことがきっかけ。
いじめに加わる人も、いじめ返す人も、全部嫌いだった。
でも、いじめが起こることは大概は対象にも原因があるから、しょうがないとも思ってた。
俺の場合はたまたま運が悪くアレルギー体質だっただけ、そんな風に思ってた。
具体的なことはほとんど覚えていない。



6: 1 2013/11/04 02:15:42 ID:dVOcw2nX0
中学校に入ると、もう誰も信用できなくなった。信用したいとも思わなくなった。
ちょっと早めの中二病を発症して友達も作らなくなった。
小学校で仲良かった人とも、クラスが違ったこともあり、少しずつ疎遠にすることは簡単だった。
友達0になることに成功した。人間が嫌いで嫌いでしょうがなかった。



8: 1 2013/11/04 02:17:39 ID:dVOcw2nX0
この頃の俺と言ったら、
「世の中に不満があるなら自分を変えろ!それが嫌なら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ!!」
とかどっかの少佐の名言を素で実践中。
陰口が聞こえなくなって、黒板と本しか見ずに、誰とも喋らない学校生活を送る。
「それも嫌なら…」とまで割と真面目に考えた。
自分が変わって、いじめに便乗するのは一番したくなくて、
それができないなら、いじめに耐えるしか無くて、いつの間にかこのスタイルになっていた。



9: 1 2013/11/04 02:20:12 ID:dVOcw2nX0
喋らないと日本語も喋れなくなるらしい。
卒業する頃には、挨拶ができなくなった。これには自分でも驚いた。
「おはよう」→「ぇ…ぁ…ぅn」 

コミュ障誕生の瞬間である

俺にとって中学校という場所はコミュ障養成所だったと思うw

この頃から心のお薬生活が始まる。俺は自分のことを普通だと思っていたけど、目は虚ろだったらしい。
親に嫌々病院連れてかれた。



10: 1 2013/11/04 02:22:53 ID:dVOcw2nX0
高校に入ってからも、友達を作ろうとしなかった。
この頃になるとアトピーも大分治まり、ある程度後遺症はあるもののグロメンはブサメンになった。
だから、話しかけてくれる人は居たけど、完成されたコミュ障の上に、
友達作りたくないなぁとか思ってる俺は全無視。
人間関係とかとにかく考えたくなかった。



11: 1 2013/11/04 02:29:03 ID:dVOcw2nX0
あらゆる低スペックスキルをコンプした高2の夏休みに、彼女と出会った。
俺はよく川原でぼーっと川の流れを見るのが好きで、休日に5時間とか川のジョロジョロしてるのを見てたりした。
いつものように川でぼーっとしてたら、久しぶりに近所のお姉さんに会った。知らない人と一緒に居る。
お姉さんは小学校の頃、お世話になった人だった。地方の大学に入っており、夏休みに実家に帰ってきてた所だった。
近所「あれ、久しぶり、俺でしょ?」
俺 「ぇ…ぁ…はぃ」とコミュ障全開っぷりの返答。人に話されるという不機嫌さも加えてブサメン度アップしてたと思う。
近所「随分背伸びたねぇ」
俺 「…」     褒められても何言えばいいのかわかんね。

俺 「その人h…」 消えるような声
プニ「こんにちは。プニって言います」色々と自己紹介してくれたと思う。
俺 「ぁぁ…」 早くどっか行かないかなぁとか思ってたと思う。
近所「こいつは俺」

自己紹介は近所のお姉さんがやってくれた。



12: 1 2013/11/04 02:33:08 ID:dVOcw2nX0
プニ子は近所のお姉さんと同じ大学の同期で、諸事情により近所のお姉さん家に泊りに来てたらしい。

近所「そろそろ行こうか。」
プニ「ちょっと待って。ここで何してるん?」
俺 「何も…」
近所「なんかこいつ暗くなったな」
俺 「ぁぁ…ぅn…」 ほっとけよ…どっか行けよ…

実際に何をしてるかと言われれば、川原で寝っ転がって空見てるだけだから。



13: 1 2013/11/04 02:36:32 ID:dVOcw2nX0
近所「もう行こう」

近所のお姉がそう言うが、

プニ子も寝っ転がって、「もうちょっとだけ居る」と言ってた。
当然俺は歪みなく、帰れよと思ってた。
出会いは割と鮮明に覚えてる。今思うと皆ごめん。



14: 1 2013/11/04 02:41:43 ID:dVOcw2nX0
近所「私先帰ってるねー」
プニ「はいはーい」

そんなこんなで知らない人と謎の状況。
ゴロゴロしながら、人と話すの久しぶりだなぁとか思ってた。
全く喋らなかったけど、変な意地で川原に居続けた。
気付いたら寝てて、夕方くらいになってた。
隣にはまだプニ子が居て、この人何してんだって思った。



15: 名前:名も無き被検体774号+ 2013/11/04 02:46:14 ID:5Njmh/Dc0
みてるよ



17: 1 2013/11/04 02:47:43 ID:dVOcw2nX0
>>15
ありがとう、励みになります。



16: 1 2013/11/04 02:46:24 ID:dVOcw2nX0
誰も見てないかな?まぁいいか。


プニ「よく寝てたねー」
俺 「ぇ…ぁ…はぃ…」

今思えば、これが初デート。
これだけ一緒に居てくれる人は…変人?
と俺の脳みその中で封印されてたニューロンが動いちゃう感じがした。



19: 1 2013/11/04 02:55:43 ID:dVOcw2nX0
その刺激が怖くてしょうがなかった。
先に帰ろうとした。そしたら、後ろから彼女がついてきた。

俺 「…何で…」
プニ「…え?」
俺 「…ついてくるんですか?」さすが童貞
プニ「何でついてくるか?」
俺 「ええ」
プニ「帰り道が同じだからー」笑顔で答える彼女

そういうことを聞いた訳じゃないけど、どーでもよくなった。
この日だけで、随分彼女の変人度が俺の中で上がった。



22: 1 2013/11/04 03:00:05 ID:dVOcw2nX0
俺は次の日も、川原で麩菓子うめぇーしてたら、
プニ子は次の日も来た。

俺 「…」 もはや何も言わない。でも顔は不機嫌だったと思う。
プニ「また、そんな嫌な顔して」
俺 「…」 バレてたのか

とかそんなやり取りをしつつ、彼女は巧みに俺の不信感を少しずつ払っていった。

この日、彼女が何で俺の地元に来てるのかを聞いた。
浮気性の彼氏と別れたとか、それから彼氏が怖いとか、そんな話だった気がする。
で、一回冷静にさせるために距離を置くとかそんな意味で夏休みだけお姉の家に泊ってるらしい。



24: 1 2013/11/04 03:05:23 ID:dVOcw2nX0
マジでどうでもいいとか思いつつ、何で俺に話すのかとか思いつつ、聞いてあげた。

俺 「まぁでも楽しそうですね」
プニ「俺君は楽しくなさそうだね」
俺 「否定はしないです」
プニ「死にたいん?」
俺 「どっちでもいいし、何でもいいです。」

色々察するなとは思った。
まぁ死のうとは思ってなかったけど、生きてても一生良いことなんてないと思ってた。
たぶんこのスタンスの人って少なくはないんじゃないかな。
その日はメアドを交換させられた。



26: 1 2013/11/04 03:10:59 ID:dVOcw2nX0
その日の夜、普段全く鳴らない俺の携帯にメールが来た。
内容を極限まで要約すると、
「人生楽しまなきゃ損だよ。何をすれば面白くなるのかだけ考えて生きたらいい。」
みたいなことだったと思う。結構今でも救いになってる話だった。
ちょっと肩が軽くなった気がした。
周りの目が気になる。鬱陶しいから、孤立することにした。
でも、周りがどんな目で見てこようと自分は自分なんだって思うことにした。
周りがどんなだろうと自分がやりたいことだけやればいいんだって思うことにした。



28: 1 2013/11/04 03:15:48 ID:dVOcw2nX0
夏休みが終わる頃には、餌を与え続けられた野良猫のように、彼女に飼い慣らされていた気がする。
俺コミュ障、俺コミュ障、この人飼い主、この人喋ってくれる、この人遊んでくれる
とか、6:55に歌が流れそうな感じだった。
彼女はいっぱい喋ってくれた。コミュ障のリハビリみたいな感じだった。
ちなみに今でも言葉遣いが変だよねとか言われたりするから、コミュ障は中々治らん。



27: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 03:13:13 ID:pO/bqJ9BO



29: 1 2013/11/04 03:20:06 ID:dVOcw2nX0
>>27
ありがとうございます。


この頃から自分の中で人は信頼するものじゃなくて、自分が楽しむために利用するものになっていた。
ちょっと乱暴な表現かもしれないけど、そう考えると人付き合いが楽になった。
彼女と話すと元気になるから話す。色々話すと彼女も喜んでくれるから自分も嬉しくなる。
そんなこんなで、高2から彼女と連絡を取って、少しずつ俺は変わっていって、
高3の頃には5年ぶりくらいに友達ができた。



30: 1 2013/11/04 03:26:30 ID:dVOcw2nX0
彼女に話したら、凄く喜んでくれたのは嬉しかった。
俺にとっては友達なんてどうでもよくて、彼女が喜んでくれると思ったから、頑張ったんだ。
高校生活は全然充実してなかったけど、彼女と話すのは楽しかった。

俺 「会話にあんまりついていけない」
プニ「これからついてけるようになればいいんだよ」

俺 「あの人が○○の陰口言ってた。俺も言われてるかも。」
プニ「別に俺が仮にクラスから迫害されても、私が居れば大した問題じゃないでしょ?」

とか色々精神安定剤的な効用をもたらしてくれた。



31: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 03:26:39 ID:cdZn3H5a0
うん



32: !ninja 2013/11/04 03:29:30 ID:WNW1XBY+0
ROMってるだけで見てるから頑張れ



33: 1 2013/11/04 03:30:54 ID:dVOcw2nX0
当時の俺はMilliQ水くらい超純粋だったと思う。
友達の話すエロトークは日本語でおk状態だった。
思春期に友達居ない俺にはエロいことに興味を持つきっかけが無さ過ぎた。
18歳まで本気でエロ本は触ってはいけない物だと思っていたし、
おなにーが何のことかわからないほど、色々と残念な感じだった。
性欲もほとんどなくて、不能にもなった。それが恥ずかしいことだってことも知らなかった。



35: 1 2013/11/04 03:36:40 ID:dVOcw2nX0
プニ子には色々とアウトなことも聞いちゃったりしたと思う。
今思うと、照れてるプニ子の雰囲気だけで逝ける。
その様子を楽しめなかった自分がもったいない。
まぁ解ってたら、セクハラなんでしょうけども。

ちなみにこの時点では、まだ付き合ってないということになってる。



34: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 03:35:51 ID:EsMkSX4Ai
みんな見てるよ!



36: 1 2013/11/04 03:40:22 ID:dVOcw2nX0
>>34
がんばります。


そんなこんなで、高3夏休みに初めて彼女の所へ遊びに行った。
彼女の家は隣の県で電車で3時間くらいかかって行った。
友達居なかったから、貯まりに貯まった小遣いを使って会いに行った。
彼女は驚いたようで、「ずいぶん無茶するね」って言ってた。
彼女に大学とか街とか案内してもらった。
めちゃくちゃ楽しかった



37: 1 2013/11/04 03:44:13 ID:dVOcw2nX0
彼女の友達に会った時に、
「その子が彼氏なん?」とか言われて。
俺は慌てて、
「ぃ…ぃぇ、ちゃがいまsぅ…」噛んだ
「僕なんか…」
友達「そうなんだ。まぁいいや。じゃあね」
とかそんな感じだった。



38: 1 2013/11/04 03:48:22 ID:dVOcw2nX0
彼女は「違うんや…」とかぶつぶつ言ってた。
プニ「俺君が嫌じゃないんなら、彼女でもいいんやで」
俺 「嫌じゃないけど…駄目です。俺みたいな駄目な奴じゃ駄目です。」
プニ「じゃあ、これから駄目じゃなくなるのを約束に俺君が彼氏な。」
みたいなやり取りをした。手繋いでくれた。ドキドキした。
人生で初めて彼女ができた。
この人を幸せにしよう。絶対幸せにしようって本気で思った。



40: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 03:51:50 ID:WNW1XBY+0
ここまでで既にいい話



46: 1 2013/11/04 03:56:30 ID:dVOcw2nX0
>>40
ありがとう。自分にとっても、本当に良かった出来事だよ。



41: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 03:52:11 ID:dAaX5C/K0
今北産業



44: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 03:55:47 ID:EsMkSX4Ai
>>41

人間不信
彼女と出会い
いい感じ



46: 1 2013/11/04 03:56:30 ID:dVOcw2nX0
>>41
コミュ障
天使に出会う
幸せ



42: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 03:52:30 ID:NDr7xvXy0
彼女といつ付き合ったんだ?



46: 1 2013/11/04 03:56:30 ID:dVOcw2nX0
告白なのかよくわからんけど、>>42から自分の中では付き合ったことにしてる。



43: 1 2013/11/04 03:52:33 ID:dVOcw2nX0
その日、彼女に
「うち泊っていかない?」て言われた。
日帰りのつもりだったけど、まぁ当然断れない。
ご飯作ってくれた。オムライス。めちゃくちゃおいしかったよー。萌え萌えキュンした。
楽しくテレビ見て、何か普通にしてるだけで、全部楽しかった。
そして、風呂に入って普通に寝ようとしたら、めちゃくちゃ怒られた。
正直に「全くわかりません」と言ったら、めちゃくちゃ笑われた。
「じゃあ、ちょっとお姉さんに任せてみ」とか言われて、言われるがままに調教された。

描写は朝チュンだけでいいかな?

なんか幸せで一週間くらい泊った。
元々家出癖が有ったから、親はなんとかごまかせた。



48: 1 2013/11/04 04:03:52 ID:dVOcw2nX0
何でクソスぺな自分なんかを気にかけてくれたの?とか聞いたら、
寂しそうだったから。
悩んでそうだったから。
死にそうだったから。
優し過ぎて、俺は狭い世界で生きてたんだなぁーって思った。
でも、付き合ってくれなくてもいいんだよ?とか、いかにも童貞なこと言ったら、
「もう君は私好みに染め上げられているのだよ」とか言われた。
まぁ人間形成できてない空っぽな自分だったのはわかるけど、この一年間で色々調教されてたんだなぁとか思った。



50: 1 2013/11/04 04:08:26 ID:dVOcw2nX0
彼女を幸せにしようって本気で思ってから、どうやったら彼女が幸せになるか必死に考えて、
何にも取り柄の無い自分は勉強するしかないって思ってた。
勉強して、やりたい仕事に就いて、いっぱいお金を稼いで、彼女を幸せにするという目標を立てた。

本当はもうちょっと具体的考えてたけど、ここは特定怖いから避けとく。

根暗に真面目に授業はちゃんと受けてたから、そんなに成績は悪くなかったけど、
受験レベルでは無かった自分は浪人1年のプランを立てて、必死に勉強した。
目標にした大学に入れるレベルでは無かったけど、高校卒業までにはかなり点数が上がった。
でも合格ラインには届かないと思ったから、あと一年は死ぬ気でやらなきゃ駄目だ。

そう本気で思った。



52: 1 2013/11/04 04:13:46 ID:dVOcw2nX0
冬休みとかは近所のお姉家に彼女が泊りに来て、勉強を教えてくれた。
3時間の睡眠以外は全部勉強につぎ込んだ。
できる科目はずば抜けていたものの、上がらない科目は本当に上がらない。
睡眠不足と情緒不安定で精神バランスもどんどん崩れていった。
もっと死ぬ気でやらなきゃという意識だけが膨れ上がってって、自律神経失調症を再発した。
脳みその機能が低下してく感じで、知識は増えても成績は下がったりした。
そんな一年を過ごし、とうとう迎えたセンター本番で大ゴケした。



54: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 04:15:54 ID:WNW1XBY+0
俺も自律神経やられてるからその感じわかるわ



56: 1 2013/11/04 04:22:22 ID:dVOcw2nX0
>>54
わかってくれて、ありがとう。
今でも後遺症か何かかわからないけど、無意識の行動が人より多い気がするんだよね。
ぼんやりしてて、ど忘れとか、仕事中にやらかしたりしてよく焦る。



55: 1 2013/11/04 04:19:31 ID:dVOcw2nX0
俺は悟った。努力でなんとかなるとか嘘だなって。
勉強さえも才能が必要なんだって。
今でも思ってるけど、俺の中での方程式は 才能×努力±運≧課題。
落ち込めば落ち込む程、何にも才能の無い自分に絶望した。
彼女を幸せにする方法は大学に合格することだけじゃないはずなのに、
この時はもう何の才能も無い自分が腹立たしくて死にたかった。



57: 1 2013/11/04 04:25:11 ID:dVOcw2nX0
彼女を幸せにするのは自分じゃないって思って彼女に別れを告げた。
「ごめん。俺じゃないみたいだ。俺は約束果たせない。」みたいなことを言った。
必死に駄目じゃないってプロセスを褒めてくれたけど、全然頭に入ってこなかった。
俺にとって、駄目じゃない彼氏になるという結果が必要でプロセスを褒められても何にも嬉しくなかった。



59: 1 2013/11/04 04:29:42 ID:dVOcw2nX0
彼女は最後に
「俺君はここまで頑張れるんだから駄目じゃない。だから私が居なくても元気にやっていけるんだよね。」
「私も俺君以上の人見つけて幸せになるから、ちゃんと俺君も幸せ目指してね。」
そう納得してくれた。
本当は別れたくないのにね。
「ごめんね。俺もう頑張れない。」って言って別れた。彼女はめっちゃ泣いてた。
それ以来は連絡を取らず、呆けてた。
適当に私立を一校だけ受けて、受験勉強もやめた。



60: 1 2013/11/04 04:35:56 ID:dVOcw2nX0
見てくれた人ありがとう。もうちょっとで終わる。

大学に入ってからは、頑張りたくないって思ってたから、遊びに遊んだ。
結構偉い高校からも来てる人が多くて、地頭の違いを感じたりして、勉強は本当にやめた。
自分のやりたいように大学生活を過ごした。

自由に生きることだけは彼女が最初に進めてくれたことだったから、そこだけは曲げなかった。

自由に生活をしてると自然と友達もできた。恋愛も告られたり、ふったりとか平和に過ごした。

もちろん授業出ない癖に、きっちり単位だけは取る俺を快く思わない人も居たけど、
そういう変なプライド無い人とは、めちゃくちゃ仲良くなれた。
俺の人生のモットーは自由と自己責任。

研究室に入ってからは、研究が楽しくて、勉強も楽しくなって、大学生活は全部楽しかった。
必死に研究したおかげで、論文も発表できた。大した記事じゃないけど。



61: 1 2013/11/04 04:42:17 ID:dVOcw2nX0
地頭の悪さとコミュ障の名残があるから、就活もあんまり上手くいかなかったし、本当に人生色々うまくいかないことばっかりだ。
でも、給料安いけどやりたい仕事に就けた。仕事してて喜んでくれるとやっぱうれしい。
例えば、俺に何の才能も無くて、何やっても二流にしかなれなくっても、
やりたいことやって自分のスペック最大限発揮して二流なら頑張った意味あるのかもって少しずつ思えるようになった。
それで彼女を幸せにできたのかはわかんないけど、俺はたぶん今後も何の才能も見つからない駄目な人間だと思うけど、
できることを必死にやっていこうって思う。
結局、頑張るってやりたいことをやることなんだと思う。

そう思うきっかけを作ってくれた年上の彼女の話でした。



64: 1 2013/11/04 04:44:47 ID:dVOcw2nX0
見てくれた人ありがとう。
バッドエンドっぽくて、すいません。

長い話して、すいません。



62: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 04:43:36 ID:P+NkZX+F0
彼女に今の自分の様子知らせてやれよ

恋愛感情云々抜きにしてさ



66: 1 2013/11/04 04:50:07 ID:dVOcw2nX0
>>62
彼女は元気にやってること知ってるよ。
もう連絡は取ってないけど、研究室に居る頃に結婚するって報告された。
その時に色々喋ったー

ちょっと寂しかったけど、嬉しかったよw
そんな風に思えたのが、ちょっとだけ誇らしかったよw



63: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 04:44:05 ID:WNW1XBY+0


すげー切ないな…



66: 1 2013/11/04 04:50:07 ID:dVOcw2nX0
>>63
思い出してて、割と切なかったwwww
でも、それも自己責任。



68: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 04:52:17 ID:WNW1XBY+0
俺こういう切ない系好きだけどちょっと辛いわ…よくやったよ>>1



70: 1 2013/11/04 04:54:50 ID:dVOcw2nX0
>>68
いやーよくやってくれたのは彼女であって。
俺は彼女に調教されただけですわー

感謝感謝



71: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 04:59:13 ID:WNW1XBY+0
正直な話、俺も(厨二くさいけど)脇役側の人間だから、状況は>>1とあんまり変わらないんだよね
ただ、俺はこんな出会いもないし、出会わないことを悟ってるから、>>1みたいなのはすごく応援したくなる



75: 1 2013/11/04 05:06:41 ID:dVOcw2nX0
>>71
俺もこんな良い人にはもう出会えないかもw 惜しいことをしたw
応援ありがとうw でも、やりたいことはやった方がいいよw
可愛い子が居たら、話しかけてみたらいいよw
嫌がられたって、死ぬ訳じゃない。
何かしたって、何もしなくたって、この世は地獄だw



89: 名も無き被検体774号+ 2013/11/04 10:10:10 ID:OI0D1GOz0
ええ娘さんや