私「一緒に食べてもいいですか？」
彼「はい、どうぞ」
私「いつもこの時間なんですか・・・？」
彼「賑やかなのは苦手で…。だから３限が空きの時はこんな感じです」
私「私も３限空いてるんです、このあとどうするんですか？」
彼「特に予定はないかな、図書館でも行こうかな、って思ってました」
私「あの、もう少しはなせませんか？」
彼「うん、じゃあ近くのカフェに行きましょう」

>>12
後から彼の留年については話そうと思ったんですが、彼は入院による留年です
理系です

メールを返した。
「過去に何があったのかはわからないですが、逃げないで欲しいです
　よろしければ電話ください。」

彼から電話が来た

彼「・・・。もしもし。」
私「はい」
彼「さっきはごめんなさい、」
私「いえ、気にしないでください。」
彼「うん・・・。昔っからちょっと人とは違う気はしてた。当たり前にできるべきことが俺にはできない。
　　その理由が病気だったんじゃないかって思うんです。友達がいないのも、未だに敬語なのも、怖いんです。なんて言えばいいのかな・・・。」
私「うん・・・」
彼「治る病気じゃないんだってさ。もうずっとこのままらしい。そんな俺が人並みを望んでいいとは思えないんです」
私「退院はできたんでしょ・・・？」
彼「・・・。その結果、全部失った世界に帰ってきた」
私「どういうこと・・・？」
彼「入院するのにも過程がある。自殺未遂をしたんです。死にきれず、大学にも居場所はなくなった。同期には冷笑され続け、残ったのは社会不適合の烙印だけです」
私「・・・。」
彼「こんなことに巻き込んでごめんなさい、俺、幸せでした。たくさん思い出があって、私さんには感謝してるんです」
私「別れたいんですか？」
彼「・・・。私さんに決めて欲しいです。」


25: ぽてと 2014/03/15(土) 02:55:36.44 ID:jxq2AZ8d0