うまい棒配ってたら、人生変わったでござるの巻 ①

うまい棒配ってたら、人生変わったでござるの巻 ②

1:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:18:24.51 ID:94lxYCZs0

立ったら書く




2:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:19:28.56 ID:94lxYCZs0

うお立った
先に結論から言うと、俺は今何もかも失って完全にぼっちだ


8:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:23:00.52 ID:94lxYCZs0

携帯からだし書き溜めてないから遅いのは勘弁してくだしゃ><
話は3、4年前、もうすぐ高3にあがろうとする春休みのことだ。
クソみたいな回転寿司屋のバイトが終わり、良い具合にテンションが上がった俺は、ふと思った。
あ、うまい棒食いたい…




11:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:27:26.84 ID:94lxYCZs0

そう思うが早いかコンビニへダッシュ、店に置いてあるうまい棒全部をカゴへ放り投げレジへ。
大体100本くらいか。
若気の至りと言うやつだろうか、当然ながら食いきれなかった。
バイト明けのテンションおそろしい。




12:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:29:41.35 ID:94lxYCZs0

しかし捨てるのも忍びない、かといってもらってくれる友達もいないし…
その時、まさに天啓とでもいうのだろうか、あるひとつのことが思い浮かんだ。
そ う だ 配 ろ う




14:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:31:43.21 ID:rf3JKt2s0

この話が全国のコンビニでうまい棒買い占め大作戦に続くとは
この時点では誰も気づいていないのであった




16:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:32:57.00 ID:94lxYCZs0

思い立ったがハピィデイ、翌日俺は地元のアニメイトの前に立っていた。
…手には、うまい棒がぎゅうぎゅうに押し込められた紙袋を持って。

あ、ちなみにこの内容はスレバレが怖いので8実2嘘で書いてます。
大筋は本当なのであしからず。




18:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:38:55.03 ID:94lxYCZs0

うまい棒を高らかに掲げながら、自分史上最高の笑顔で
「うまい棒どうぞ」

キモピザがアニメイトに入ろうとするキモオタにうまい棒を渡そうとする。
シュールだ、滑稽だ…

こんな怪しい奴から食い物なんか、当然誰だって貰わない。俺だって貰わない。
それでも俺はブヒブヒ言いながら、めげずに声をかけ続けた。



22:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:42:23.54 ID:94lxYCZs0

でも見ず知らずの人間からうまい棒を貰っちゃうような奇特な人はいるもんで、そんな人が30分に1回のペースで現れた。
そんなこんなで2時間くらいたったころ、ふいに後ろから声をかけられた。




「安価ですか?」




25:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:43:30.47 ID:GG8Ltcko0

>>22 ワロチwwwww




26:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:43:40.09 ID:Tu1BTgll0

>>22
誰でもそう思うわ、そんなんみたらw




28:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:45:10.13 ID:+Hbo1UB90

これは気になるwwwwww




31:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:46:46.09 ID:cnKm8+s+O

普通安価じゃないのにこんなことする奴いねぇよwww




32:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:47:20.78 ID:94lxYCZs0

振り返るとそこには、自分(175せんち)より若干背が高めの、メガネにひげ面の青年が立っていた。
年の頃は24,5といったところか。

高2の夏休み明けに2ちゃんねる(vip)を始めてから半年、はじめてリアルで2ちゃんねらーに遭遇した。
その時の自分の喜びようは言うまでもなく、
「あwwwwはいwwwwwそうですwwドゥヒュヒヒwwwwwwwwデュクシwwwwwwwwデュクシwwwwww」
みたいな返事をしていた。
2ちゃんねるとは何の関係もないのに…




33:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:49:32.03 ID:GG8Ltcko0

デュクシワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwこぽぉ…




35:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:51:15.73 ID:94lxYCZs0

そのひげ面の人は山さん(仮名)としておこう。
イケメンというわけではないが優しい感じの、まさに好青年といったところ。

そんなこんなで、気付けば二人でうまい棒を配ってた。




36:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:52:51.56 ID:GG8Ltcko0

>>35 青春だなww




37:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:53:44.37 ID:zQCLWsh30

なにそのヌクモリティw




38:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:53:50.13 ID:Tu1BTgll0

今日のガチホモスレはここですか?




39:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:54:43.38 ID:94lxYCZs0

配りながら、とは言っても貰ってくれる人はほとんど居ないので二人でうまい棒を高らかに掲げながら、お互い自己紹介をした。
その中で、山さんはバカげたことが大好きな生粋の2ちゃんねらーで、近所の大学に通う学生さんだということがわかった。




42:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:55:41.27 ID:3GrBzIBN0

やだめっちゃ参加したいwww




43:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:56:17.79 ID:nzYVwCkk0

バカなことは乗ったもん勝ちだよな

もう少し若かったら…




44:名も無き被検体774号+:2012/02/06(月) 23:56:35.07 ID:GG8Ltcko0

オラも参加したかったお…




45:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/06(月) 23:59:01.79 ID:94lxYCZs0

酉つけた。

んで、うまい棒配りにも飽きてきたころ。
今度は、20代半ばくらいの二人組に話しかけられた。
一人はめちゃくちゃ細くてすんげーおしゃれな優男、もう一人は、ばっちり日焼けしたちょっとチャラそうなやつ。

俺と山さんは気付いてなかったが、ちょっと前から二人のことを見ていたらしい。




49:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 00:03:50.85 ID:w4PGWSvX0

俺が二人に何してたのかと聞くと、優男のほうが
「人間観察」
だと答えた。
聞くならく、アニメイト前で良くこうやって人間観察をしているらしい。
にしても、リアルで人間観察なんて単語を使う人がいるんだということに驚いた。
要は優男とチャラ男、二人して暇人なんだと。
ちなみに優男とはこの後結構長い付き合いになります。
んで、気付いたら4人でうまい棒を高らかに掲げていた。
ぽかぽか陽気の3月の昼下がり。
それはそれは珍妙な出会いだった。




56:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 00:14:31.38 ID:w4PGWSvX0

んでその後も雑談しながらうまい棒を配ってた。
三人市虎ってやつなのか(意味違う)、一人の時より格段にうまい棒を貰ってくれる人が増えた。
んで夕方になるころには大体配り終わったんだ。
そんでそろそろお開きにしようかというとき、まさかのアドレス交換(笑)をすることになった。
うはっwwwwwwwwww俺テラリア充wwwwwwwwww

というか見ず知らずの人とアドレスを交換するなんてこれが初めてだったから内心超ドキドキした。

んで三人とも滞りなく交換が終わり、最後に山さんに、最近下火気味な、某有名SNSをやっているかと訊かれた。

俺も登録だけはしていたのでそれぞれフレンド申請して、その日は解散した。

ちなみにスレタイ詐欺なんですがうまい棒を配っていたら人生変わったというか、実質このSNSサイトのせいで人生変わったようなもんなんだが、それはまだまだ先のお話。




59:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 00:19:13.98 ID:w4PGWSvX0

ちなみに、次にうまい棒を配るのは約半年後のことです。なのでうまい棒の話はちょっと横に置いといて。
今度はそのSNSサイトの話に移ります。




61:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 00:20:54.59 ID:fCRjE2y70

>>59
ん?ちょっとまてよ
そのSNSってまさか・・・vip的なあれか?




62:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 00:26:33.74 ID:w4PGWSvX0

それを契機に、俺はそのSNSサイトをちょくちょく覗くようになった。

とはいってもまだ中毒というわけでもなく、まあたまに思い出しては週に2、3回インするくらいのレベルね。

そんなある日、唐突に見知らぬ女性からメッセがきた。
つ、釣られないクマー(AA略

とか思いながらその人のプロフを見ると、自分の高校のすぐ近くの学校に通う同学年だった。

当時俺が自分の自己紹介欄に2ちゃんねらーだかvipperだか書いてて、それで物珍しくてメッセを送ったらしい。
当然彼女も2ちゃんねらーかつ重度のvipperだった。




65:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 00:34:04.63 ID:w4PGWSvX0

彼女は音楽、とりわけ洋楽・ロックが大好きらしく、プロフの好きなアーティスト欄には、ネタじゃなく俺の知っているアーティストが一人も居なかった…

欄の9割がたはアルファベットで埋め尽くされていたことは覚えている。

それで、学校も美術・音楽系のコースっていうか科に通っているらしかった。

正直、ネット(とりわけ2ちゃんねる)を始めたてで何でも知った気になっていた自分にとって、衝撃だった。
自分が如何に井の中の蛙だったかということを思い知らされた。




72:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 00:40:30.48 ID:w4PGWSvX0

メールの内容も知的でユーモアがあり、なおかつ同年代で自分以外に誰も知らないであろうと思っていたエロゲ(ギャルゲ化もされた奴)のファンだと知り、俺は本当に浮かれていた。

たまに書く日記も良い意味で凄く、洞察に優れ、文章も読み易く、まかり間違っても高3の書く、書けるような内容ではないなと思った。




75:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 00:46:45.24 ID:w4PGWSvX0

んで、ただ一つだけ難があるとしたら、彼女は極度のメンヘラだ、ということだけだった。

とはいってもテンプレのようなリスカOD大好きな構ってちゃんではなく、常に自分は不細工だ、誰かから嫌われている、笑われている、とかそんなことを考えちゃうようなタイプだった。
ただ、話の流れで写メってかプリクラを見せてもらったんだけど、もうびっくりするくらい可愛い、というか綺麗だったんだ。

それでまあ、俺は彼女を心から尊敬するようになった。




76:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 00:48:17.49 ID:uqYihf2IO

彼女にうまい棒を出したり入れたりするわけか




79:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 00:49:23.04 ID:Bsz7j7+A0

>>76だれうまwwww




78:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 00:49:03.66 ID:BItA3I6IO

嘘って部分はボッチになったって部分だろうな
最初からボッチだったんだろ?




109: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/02/07(火) 01:25:44.00 ID:2wTFE51K0

>>78
そこ嘘にしたとして、どの情報が隠れるんだよ




80:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 00:50:09.54 ID:w4PGWSvX0

んでまあこれは当然というかなんというか、俺の尊敬の念はやがて好きだという思いへと昇華していった。

ちなみに最初でもちょっと触れたけど、俺は身長175センチで体重三桁余裕な、彼女居ない歴=年齢っていう典型的なキモピザな(当時)




84:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 00:53:30.04 ID:w4PGWSvX0

そもそもネットで恋愛(笑)なんてのも初めてで、恋に恋する(はぁと
なんて面もあったのかもしれない。
んでまあ、これが最初にうまい棒を配ってから三ヶ月後、湿気が最高潮に達する6月のことな。




87:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 00:58:22.18 ID:w4PGWSvX0

その頃からだ、本格的なSNS中毒になったのは。
フレンドの数も日に日に増えていき、学校とバイトしてる時と寝てる時以外はほぼインしている、という塩梅だった。
というかまず睡眠時間を削った。

あ、ちなみにその子は中西さん(仮名)って言うのな。




88:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 00:59:36.66 ID:TFOqaCQB0

モバゲ

mixi

グリー




のどれだろう




90:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 01:00:13.31 ID:QW9ug/4r0

モバとみた




94:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 01:03:29.72 ID:RWv6vAmTO

中西さんが好きで好きでしょうがなく、ガチで2ヶ月くらいオ●ニーができなくなった。
中西さんのことを考えると嘘みたいだけど性欲がふぁさーっと消えていった。
授業中に乳首の開発をするようなこの俺がだぜ?
自分でもびっくりしたよ。
とまあ、そんなこんなで夏休みを迎えることとなった
ちなみにこの夏休みは
SNSにイン→バイト→寝る
をひたすら繰り返してた。
バイトの休みはほとんど無かった。
結構疲れた。




101:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 01:10:31.98 ID:w4PGWSvX0

この頃になるとフレンド数も3桁の大台を突破。
大体流れとして

日記を書く

フレンドの日記を読む&光の速さでコメント欄の1ゲト

自分の日記のコメントへのコメント

フレンドの日記をry

自分の日記へのry

どっちも無かったら新しく日記を書く

以下エンドレスリピート


これだけで1日潰れた。




102:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 01:12:38.60 ID:j3lGUUo60

俺もミクシたまろうと思ってたけど、フレンドってとこが引っ掛かる




107:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 01:20:57.24 ID:vNZQRBVl0

>>102
そこが二割なんじゃね?




104:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 01:16:10.14 ID:w4PGWSvX0

それはさておき。
中西さんはクラスの友達ともフレンドになっているみたいで、俺は気付いたらその級友たちとも仲良くなっていた(後に自ら述懐して曰く、外堀を埋める、と)

質問にもあったけど、フレンドの大半は、vip的なサークルだかコミュニティだかで作りました。


って、いま話の流れを頭の中でざーっと整理したけどかなり長いかも…




108:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 01:24:46.24 ID:w4PGWSvX0

SNS話はちょっと置いといて。
ここで本題に戻る。
夏休みも終わった9月。

俺は、どうしても中西さんに会いたくなった。震えはしなかったけど。

だが直接誘える程のコミュ力はない。

そこで、またもや天啓が。

そ う だ う ま い 棒 を く ば れ ば い い ん だ




110:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 01:31:38.06 ID:w4PGWSvX0

閃いてからは早かった。

半年前に知り合った山さんと優男に連絡を取る。
ちなみにギャル男もいるにはいるんだけどかなりつまらないので今後、話からは除外します。
それで日にちを決める。

後は決まった日にちに向け、ひたすら参加者を募った。
募るとはいうものの、俺は元来頭のネジが何本か足りないいわゆるキチ○イで、自己紹介欄に「2ちゃんねる」だの「vipper」だのと書いててなおかつ住み近いが人を検索してリストアップし、

うはっwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwうまい棒配ろうぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

というメッセを片っ端から送りつけるというものだったんだけど。




111:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 01:32:19.95 ID:jn9QQOzr0

フイタwwwww




112:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 01:32:43.27 ID:H+mOw58jI

お腰に付けたwwwwwうまい棒wwwww
ひとつ私にくださいなwwwwwwwwwww




113:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 01:35:42.31 ID:w4PGWSvX0

類は友を呼ぶじゃないが、頭のネジが飛んでそうな人がまあ何人か集まった。

それで
「他の人もたくさんくるよ!」
という厳重な予防線を張った俺は、マンを自慰…もとい、満を持して中西さんを誘うのだった。




115:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 01:39:10.28 ID:w4PGWSvX0

結果はノー。
用事があるんだって。
なんで、いの一番に中西さんの予定訊かなかったんだよ俺はorz

やむ無く、常日頃中西さんのことを相談していた中西さんの親友、小倉さんを誘うことにした。

そしたら小倉さんも来れないってwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺段取り悪すぎワロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww




116:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 01:41:03.94 ID:g4IWbWyV0

運なさすぎだろww




117:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 01:41:53.27 ID:jn9QQOzr0

策士策におぼれたな




118:忍法帖【Lv=0.01,xxxPT】 :2012/02/07(火) 01:43:32.29 ID:MeU6cLoE0

テラバカスwwwwww




120:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 01:44:58.47 ID:w4PGWSvX0

いざ決戦の日はやってくる。
結構泣きそうな顔でうまい棒配りを実行。
今回もアニメイト前でやりました。

じつはこの時のことショックすぎてあんまり覚えてないんだけど、なかなか楽しかった気がする。

そんなこんなでその後も何回かうまい棒を配るオフを開催。
なんだかんだで入れ替わり立ち替わり、毎回10人くらいの参加があったような…
山さんと優男は気付けば固定メンバーになってました。


あんな路地裏にこんな大人数集めちゃってすみませんアニメイトさん…(今さら懺悔)




122:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 01:49:15.47 ID:j3lGUUo60

>>120
うまい棒 オフ で特定してやろうと思ったら
・・・いっぱいいた




121:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 01:46:57.27 ID:jn9QQOzr0

うまい棒を配るオフwww




124:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 01:52:03.23 ID:w4PGWSvX0

9月も終わるころ、転機が訪れる。

その日は学校終わりにうまい棒を配る予定だったんだけど、小倉さんから、学校終わったら友達連れて顔出すってメールがwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

俺wwwwwwwwww狂喜乱舞wwwwwwwwwwwwwwwww拳王乱舞wwwwwwwwwwwwwwwwwターボwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

正直舞い上がった。
舞い上がりすぎて学校を3時間くらい早く出てしまった。
近所のコンビニをハシゴしてうまい棒を買い漁るピザwwwwwwwwww
百貫デブwwwwwwwwww




126:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 01:56:55.85 ID:w4PGWSvX0

その日は確か山さんも優男も居なくて、一人で配ってたんだ。
日も暮れかけたころ、制服を着たjkの集団がこっちに向かって歩いてくるのが見えた

正直逃げ出したかった。

ドキがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwムネムネwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww




132:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 02:01:26.12 ID:w4PGWSvX0

俺に近づく度に笑い声が大きくなる…
なんだよこいつらこえーよgkbr…

とか思ってると、一団の先頭にいた、なぜか一人だけ私服のおにゃのこがこっちにとてとてと駆け寄ってくる。

背はめちゃくちゃ小さい。145くらいか?
それに反するように大人びた服を着てて、あと超絶かわいかった。

そして俺の近くにくるなり

「うはっwwwwwwwwwwマジでいたwwwwwwwwww」

みたいな感じで吹き出した。




133:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 02:02:41.85 ID:RWv6vAmTO

とりあえず俺は…










無言でうまい棒を差し出した。




134:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 02:03:31.35 ID:RjCo+tg40

>>133
股間のうまい棒だな…




135:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 02:04:16.72 ID:Emjzg3cn0

>>134
だれうま




136:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 02:04:38.22 ID:Wm4zxQlS0

>>134
どう考えてもチーズ味すぎる……




138:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 02:06:58.09 ID:w4PGWSvX0

「うはっwwwwwwwwwwありがとうwwwwwwwwwwwwwwww」
みたいなテンションで受け取ってくれる、ちんまい小娘。
「あの、小倉さんですか?」
って聞くと、

「あっ、はい、はじめましてー」

って挨拶された。
意外と真面目じゃん…。

「あ、あの子達も呼んできますねー」

みたいな感じでまたとてとてと来た道を引き返していった。
萌えた。
正直この時ほど生きててよかったと思った瞬間は無いね(キリッ




141:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 02:10:15.67 ID:w4PGWSvX0

またわらわらとこっちに集まってくる制服軍団。
全部で7、8人はいた希ガス。
小倉さん曰く、アニメイト前でうまい棒を配ってるキチガイの話をしたら是非見てみたいって言われたんだと。
うはっwwwwwwwwww俺テラ人気者wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

いやまあぶっちゃけ超こわかったんですが。




142:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 02:11:33.16 ID:RjCo+tg40

>>141
でも、うまい棒はギンギンなだったんだろwwww




143:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 02:15:44.02 ID:w4PGWSvX0

なんだろう、小倉さんを例えるなら、リトバス!のクドっぽい感じかな。
ちんまくて健気で犬っぽい。

んでまあ、軽く雑談して小倉さん以外は帰っちゃいました。
あ、あと一人くらいいたような気もするがなにぶん四年くらい前のことなんで忘れてしまいました。


んで、連れてきた子たちも軒並みかわいかった。

小倉さんも中西さんと同じゲイ術…もとい芸術コースで、さっきの子たちもみんな同じクラスなんだと。

曰く、芸術系のクラスにはキチ○イやら変人やらが多いらしい。




149:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 02:23:12.74 ID:w4PGWSvX0

そして9月の終わりごろ、いよいよ俺は本懐を遂げるところとなる。
次こそ中西さんと会う約束をとりつけた。

ちなみにこれもまた学校が終わった後な。

当日、確か俺は学校をサボった気がする。
早漏wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
餅つけ俺wwwwwwwwwwwwwwwwwwww

はやる気持ちを押さえながら、一人でいつものごとくうまい棒を配る俺。
この頃になると効率のいい配り方を身に付け、もはや怖いものなしだった。




150:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 02:29:32.10 ID:w4PGWSvX0

その日も日がくれかけるころだったかな、また制服姿の一団が現れた。
今度は前回より少なく、3、4人だった。
小倉さんがいたかどうかは忘れた。
心臓が止まりそうだった。
「あ、どうもー中西です」
プリクラより髪は短くボーイッシュで、まあ普通にかっこよかった。
かわいいしかっこよかった。

「あ、どうもはじめましてうまい夫でふじこふじこふじこ」

正直何話したか覚えてない。
ただ、中西さんが手提げ代わりにAUショップの紙袋?(なんか買ったらついてくる紙製のやつ)を使ってたのはなぜか印象に残って覚えてる。

帰りのバスの時間が押してるらしく、挨拶もほどほどに先に帰ってしまった。




176:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 11:18:05.37 ID:w4PGWSvX0

正直、濡れた。
まあいろんな意味で。
なんだろー、パチ●コライターの森本レオ子にすんげー似てたの。

ネットでわーわー言うのと実際に会うのとじゃ、やっぱり全く違うのよね。
好きになると同時に、俺なんか絶対むり^^^^^^^^^
ってのも芽生えてきた。

まあはじめからわかっていたことではあったのだけど。




177:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 11:24:00.96 ID:w4PGWSvX0

で、中西さんは牛のかほりのするような田舎から、毎日バスで通学してるらしかったんだ。
だから終バスの時間も早く、放課後あまり長くは居られないとのこと。

んで土日の休みは休みで俺がほとんど終日バイトだから、時間があまりかち合わずになかなか会えなかったんだ。




178:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 11:30:45.58 ID:w4PGWSvX0

女々しい俺は、ことあるごとに小倉さんに相談(笑)という名の泣き言を垂れていたんだ…

どんだけキモいんだよ俺…
んでまあ、そんな時に朗報が届く。
いや、今思い返せばこれは、足掛け3年に渡る、かなり大がかりな悲劇の序曲だったのかもしれないね。




179:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 11:35:04.45 ID:RjCo+tg40

>>178
悲劇!?




180:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 11:36:44.19 ID:w4PGWSvX0

生粋の2ちゃんねらーでうまい某の最古参、ひげ面の山さんが、グループ内のふじこ(仮名)とくっついた。
ふじこは俺と同い年で、まあこいつもキチ○イだった。
ちなみに漫画家を目指してた。
後日談だけど、ふじこはこの数年後にとある漫画媒体で賞をもらい本格的に漫画家を目指し始めたらしい。
詳しいところは知らん。




181:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 11:48:49.93 ID:w4PGWSvX0

俺は手放しで喜んだ。
すごくお似合いだと思っていたからだ。
これが、うまい某の集まりから出来たカップル一組目。

俺は俺で中西さんのことを好いていたけど進展はなく、代わりに小倉さんと一緒にカラオケいったりQMAしたりカラオケいったりしてニヤニヤしていた。
きめえ。

というか小倉さん歌うめえ。
おかしいんじゃないかってくらい歌うめえ。

中西さんは声楽を専攻しているからうまいのは解るんだが、小倉さんは美術系を専攻しているのにこの巧さ。

中西さんの友人達は、一芸に秀でてることが多かった。
さすが芸術科。
天才肌ってやつなんかな。
他方、何かが極端にできなかったりもしたんだけど。




182:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 11:56:50.54 ID:w4PGWSvX0

そして迎えた10月。
ここからの半年がまさに激動だった。
それはおいおい語るとして、俺は相変わらずうまい某を配り続けていた。
その頃には、メンバーはだいたい20人くらいにまで膨れ上がっていた。

でも不思議なことに、俺より年下(18歳未満)は一人も居なかったんだよね。
同い年が半数、あとは年上が半数といったところ。
んでまあすんごい田舎のコミュニティだから、とにかく輪が狭いのね。

それにオタクの集まりだから、コミュニティの域はそれに輪をかけて狭かったんだ。
同じ学校だったり、母校の先輩後輩だったり。
初めて顔を合わせてみてびっくりする、みたいな。




186:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 12:07:24.96 ID:w4PGWSvX0

話を戻そう。
意を決した俺は10月の半ば、中西さんに告白をすることにした。
事前に小倉さんに周到な根回しをしてもらっていたことは、言うまでもない。

中西さん、ふじこ、山さん、優男、小倉さん、俺の6人でカラオケへ。

俺は、中西さんと小倉さんの影響でファンになった鬱バンドの鬱曲を熱唱していた。ニセモノ。
んで中西さんが終バスの絡みでそろそろ帰ろうかとしたとき、俺は小倉さんに目配せした。
頷くと小倉さんは、中西さんにそっと耳打ちした。
うまい夫が話がある、と。




188:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 12:08:11.58 ID:xB36n0Yk0

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄




190:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 12:14:15.53 ID:w4PGWSvX0

先に出た中西さんを追い掛けるように、早足で俺もカラオケ屋を出る。

出てすぐのところに、中西さんが立っていた。
たぶん、俺がこれから何を言うかわかっていたんだろう。
俺「その、えっと、ふじこふじこふじこ」
心臓は破裂しそうだった。
どもってまともに喋れない。

告白するのなんか数年ぶりだ。
でもなんとかかんとか、想いのたけを話すことができた。

結果は……



どちらでもなし。
イエスともノーとも言われなかった。
曰く、こういう経験があまりないから良く解んないらしい。
もうちょっと仲良くなろうと。
そんな流れで中西さんは帰ってしまった。
俺もバイトがあったので小倉さんに感謝しつつ帰った。




192:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 12:18:22.83 ID:w4PGWSvX0

OKされなかった悲しさとやっと想いを伝えられた安堵感から、俺はちょっとの間灰になっていた。ハイにはなってない。

そんな折、また例の某SNSサイトが出てくるわけだ。




193:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 12:26:39.01 ID:w4PGWSvX0

のまえにちょっと自分語りを。

俺は一応学校では生徒会の代表みたいなことをしていたんだけど、その実、副会長の女子及びその取り巻きに権力を握られた窓際会長。
学校に居場所がなかった。
ネットの中にリアルを求めていた。
友達もあんまり居ない、話も合わない。
だけどうまい某の面々はキチ○イでクオリティ高くて面白くて、やっぱりそっちに逃げちゃうんだよね。


それはさておき。
そのころSNSサイト上に、小さいながらも、うまい某を配るオフのサークルってかコミュニティができた。
俺も完全にうまい某キャラになっていた(どんなキャラだ)




194:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 12:29:07.46 ID:w4PGWSvX0

その頃関東方面のフレンドも、うまい某を配りたい、みたいなことを言っていた。

ちなみにうまい某を販売しているのはやおきんだけど、作っているのはリスカって会社なんだ。これ豆な。




195:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 12:33:05.12 ID:aYTUKO+I0

出張のお供に丁度良いw
新幹線で読んでるよ~




196:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 12:33:40.16 ID:w4PGWSvX0

それで、その中でも特に仲の良かったチビ助が、関東方面でうまい某配る奴を探し始めた。

この頃の俺は新興宗教の教祖よろしく、自分はすごい存在なんだと全力で錯覚していた。

だが、11月に入ったころ、事件が起きる。




197:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 12:39:41.20 ID:w4PGWSvX0

その日もまたいつもの面々でうまい某を配っていたんだが、今度は逆に声をかけられた。
年の頃は20後半、本当に平凡を絵に描いたような男だった。
今となっては顔も思い出せない。

「vipですか?」


…あれ?
なんかデジャヴ…

そう、男はvipperだったのだ。
聞くならく、北の大地から歩いたり車に乗ったりで旅をしているんだと。
んで俺の住んでいる街に差し掛かったとき、たまたまうまい某を配っている俺たちと出会ってしまったわけだ。

偶然とは言えvipperと出会ってしまった俺は、またもやテンションが上がってしまった。




198:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 12:42:48.46 ID:X6l07w050

そろそろ転落か




199:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 12:49:04.66 ID:w4PGWSvX0

テンション上がりその日は解散、だが数日後、ちょっとややこしい事態になる。
どうにも、その旅のvipperが出会い厨臭いのだ。
その時すでにうまい某のマスコットキャラ的なポジションに収まっていた小倉さんに牙を向ける。
とはいっても超リア充な彼氏がいて、オタクとはいってもどちらかというとリア充寄りな感じのする小倉さん。
お人好しなんだが、そこら辺のかわし方は心得ているようだった。




200:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 12:54:37.33 ID:w4PGWSvX0

それがダメと見るや否や、今度はあろうことか山さんの彼女であるふじこにちょっかいを出そうとする。

んでふじこもふじこでそれをあまり断ろうともしなかったので、それを知った山さん激怒。

どんな手を使ったのかは知らんが旅のvipperを排除。
山さんキレるとkoeeeeeeee…

それ以来、うまい某には微妙な空気が流れるのでした。
というか俺の来るもの拒まずってスタイルがダメだったんかね。
妙な責任を感じた俺は、そろそろうまい某コミュについて考え始める。
これが11月の半ばくらいか。




201:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 12:59:35.50 ID:4TD1ws2n0

排除kwsk




202:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 13:00:29.22 ID:jn9QQOzr0

リアルうまい棒野郎だったわけだな




203:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 13:03:06.96 ID:w4PGWSvX0

それを決定づける出来事が起きたのは、12月に差し掛かったころ。
俺と山さんとたまに小倉さんがうまい某を配り、他の奴らはそれを見ながら談笑、というスタイルが確立された頃だった。
つーかうまい某を配るオフなんだからおまいらもちゃんとうまい某配れよ!
って思い出して腹がたってきたあああああ。

それはさておき。

その時にはもう、うまい某で出会ったカップルが、山さんたち以外にも2、3組できていた。




204:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 13:07:36.75 ID:w4PGWSvX0

若い男女が一緒にいたら、やることなんかまあ限られてくるわけで。
嫌らしい意味ではなくね。
ある日のオフ、中西さんが参加者のチャラそうな学生と、なんか仲良さそうに話していた。
内心キョドりまくるも平然としたふうを装い、あとで中西さんとそれとなく聞いてみると、
「付き合うとかないないwww」
みたいな感じで否定してくれたので安心した。

安心したんだ…




205:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 13:12:34.34 ID:g4IWbWyV0

ゴクリ...




206:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 13:14:03.12 ID:w4PGWSvX0

翌日、小倉さん伝いに二人が付き合ったということを知った。

パニックになる俺。
前日に絶対付き合わないとか言ってたのに?
あれなんで付き合ってんの???
へ???

みたいな。




207:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 13:14:53.52 ID:CkU1YLZj0

面白くなってきた




209:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 13:15:34.99 ID:wecN/+Ui0

うまくない棒になってきたな



210:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 13:17:09.98 ID:w4PGWSvX0

今思い返せば、これがフラグってやつだったんすかね。
初体験だったよ(はぁと///

もとからメンヘラっぽいところはあったんだけど、この一件でその素質が覚醒してしまった。

ちなみにこの付近の記憶が今でも非常に思い出しづらい。
なんでだろう。




211:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 13:19:17.28 ID:jn9QQOzr0

急展開だな。




212:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 13:20:37.67 ID:w4PGWSvX0

面白い人が集まって面白いことをする→
それを見た人がたくさん集まってくる→
一定の割合で含まれたバカが面倒を起こし始める→
決まり事が大量に増える→
面白い人どっか行く→バカが残る→潰れる



このコピペみたいなかんじ。
小倉さん、山さん、優男、ふじこ、あとは話に登場してないんだけど仲の良かった人たちあたりといる時は本当に楽しかった。

ただ、それ以外といるのは正直苦痛でしかなかった。

…そろそろ、潮時かなと思った。




213:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 13:26:06.99 ID:w4PGWSvX0

いやまあ、これに関しては誰が悪いというより完全に自分の誤爆なんですが。

んで何もする気が起きなくなった俺は、うまい某のコミュニティを解散することを決意。
とはいってもさっきの人たちとは関係を続けるつもりではあったんですが。

最後のうまい某オフを開催。
やるんなら盛大にやろうってことで、なんだかんだ25人?くらい集まった。
配ってるのは相変わらず俺と山さんと小倉さんくらい立ったんだけど




214:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 13:29:44.13 ID:w4PGWSvX0

その後やることもなくなった俺は、またメンヘラレベルをkskさせていった。

バイトの休憩中に中西さんが彼氏の家にいったって日記と彼氏宅の写メを見たとき、休憩後に過呼吸起こしてぶっ倒れた。

あと、学校にはほとんど行かなくなっていた。
行っても保健室で寝てる感じで。

これがだいたい12月の半ばか。




216:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 13:34:45.17 ID:w4PGWSvX0

その他のうまい某の面子とも疎遠になりつつあった。

そんな中、さっきちょっとだけ出てきた関東在住のフレンド、チビ助とメールをするようになった。
俺より2個下のそいつは当時高1で、だけど病弱で学校を休学しているらしかった。
通っている学校をぐぐってみると、そこにはお嬢様女子校が。

詳しい話を聞いてみると、どうやらチビ助は中々なお嬢様だった…




218:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 13:37:42.34 ID:jn9QQOzr0

うまい棒からここまで話が展開されるとは…



219:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 13:39:11.13 ID:w4PGWSvX0

相当な箱入り娘だったみたいで、なんか世間とズレてるなあ、と感じる面はあった。
んで俺も学校に行かずあっちも学校に行ってない、必然とメールする量は増えていった。




220:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 13:39:12.40 ID:g4IWbWyV0

チビ助ルートきたー!




221:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 13:39:21.08 ID:Z/s2SxiD0

うまい棒すげー




222:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 13:43:54.70 ID:w4PGWSvX0

話の中で、チビ助のうまい某を配りたいという想いは固まったようで、今度は面子を探し始めた。

その様を見るのはまるで自分をトレスしているようで、ちょっとだけ気恥ずかしかった。

そして面子もある程度揃いいよいよ日程も決まったある日、唐突にチビ助から電話がきた。




223:うまい夫 ◆UWfaBul.SI :2012/02/07(火) 13:47:20.65 ID:w4PGWSvX0

「付き合ってください」
と。

ちょっと待て待て待て待て。
俺はまだ中西さんへの想いに踏ん切りがついてないんだぜと返事を濁したが、押しきられる形でOKをしてしまった。


まあ、500キロくらい離れた遠距離恋愛(笑)ですた

何より、OKをしてしまった自分に腹がたった。
中西さんへの想いはそんなもんだったのかと。




239:名も無き被検体774号+:2012/02/07(火) 19:00:59.84 ID:zxVa72je0

追いついた~。
>>223の最後らへんは
俺もなったことあるわ・・

うまい棒配ってたら、人生変わったでござるの巻 ①

うまい棒配ってたら、人生変わったでござるの巻 ②